備忘録:次期大統領トランプ氏の所持アイテム


トランプ氏はどう戦うのか

トランプ氏が大統領に当選してから4日経過しましたが、アメリカでは反対運動が各地で起きているようですし、各国のトップもトランプ氏当選に困惑している様子が窺えます。選挙中は過激発言を繰り返してきたがあれは演出だったのではないかとか、TVでも大統領選を振り返るコメントを連日のように耳にします。

さて、今日トランプ氏が新政権の人事に着手したというニュースを目にしました。新しい動きが始まったようなので、トランプ氏を取り巻いているモノ~ゲームで主人公が敵と戦うために所持しているアイテムのようなもの~を見てみたいと思います。

鑑定結果
ベオーク イス エオロー

結果解説

アイテムその1
ベオーク(正)
ベオークはカバの木を表す文字で、一般的には母性と関連づけられます。長い時間をかけて人・物・状況を育てるという意味になりますが、ベオークの意味のページでも書いているように、カバの木は樹木の種類では「先駆種(パイオニア種)」に分類され、そこから読み取れる意味があります。
今回はカバの木(ベオーク)が先駆種であるという点に注目してみましょう。

先駆種(パイオニア種)というのは、土砂崩れや洪水で荒れてしまった土地に最初に根付き、その他の樹木が育つ土壌を作る役割を果たす樹木のこと。先駆種は光合成能力が高く、少ない養分でも生育することができます。そして秋になると葉を落とし、その葉を微生物が分解して養分を土に与え、豊かになった土壌に遠くから運ばれた植物の種が落ちて芽を出すようになります。

先駆種と対極にあるのが極相種。
極相種は先駆種の後に生えてくる樹木で、何十年、何百年かけて成長を続け極相群落を形成します。極相群落とは森林形成の最終段階にあたり、非常に安定した平衡状態にあります。カバの木のような先駆種は、後から芽を出して育った樹木が枝を広げて葉を茂らせるようになると日光が遮られるため、枯れてしまいます。

太陽の光の取り合いをしながらそこに生育する植物の種類も変化し、植物群落が形成されるわけです。

これを占い結果に当てはめると、トランプ氏の所持アイテムその1は「パイオニア的存在」という役割と解釈できそうです。
すっかり荒れてしまった「土壌(=アメリカ)」に新たな「群落(=人々の集まり)」を形成する、きっかけの一つ。

トランプ氏がパイオニア的存在として役割を果たすということは、彼の在任中から少しずつ今までのアメリカとは違う変化が起き始め、次の大統領以降へその変化の流れが受け継がれる、ということではないでしょうか。
トランプ氏の在任中にもいくつかの改革は行われるでしょうが、それは決定的なモノというより、変化の過渡期に起こる改革という意味合いが強いかもしれません。

最初に大統領選を占った時も、その次に占った時も、トランプ氏と関係してシゲルが出ています。カバの木は光合成能力が高い木であり、太陽の光を取り入れる力が強いということですから、やはりトランプ氏は「太陽の光」という象徴と結びついていると言えるのかもしれません。



アイテムその2
イス
イスは氷、それも極地帯の分厚い氷を表します。

大統領選の得票の比率を見るとほぼ互角の戦いで、選挙人の獲得数でトランプ氏が勝利したものの、総得票数ではヒラリー・クリントン氏の方がトランプ氏を上回っていました。今回の大統領選はアメリカ国民を二分した戦いだったわけですから、国民の半分はイスが表す氷のように固く心を閉ざしている状態だと言えるのでしょうね。

イスは正逆がないルーンであり、物事の停止・凍結を表しますが、その根底にある意味がポジティブかネガティブかを区別することはできます。

イスの意味でも書きましたが、停止・凍結がネガティブに出ると、
  • 過去の出来事を理想化してそこから抜け出せない
  • プライドが捨てられない
  • 現状逃避や変化への怖れからフリーズしている
という意味があります。

アメリカ国民の半数は、イスのネガティブ状態にあると言えるのではないでしょうか。
「Not My President!」というプラカードを持ち、叫びながらデモ行進している様子を見ると、やはりトランプ氏を大統領として受け入れたくない、という否定的な気持ちが非常に強いことが分かりますから・・・。

トランプ氏に与えられたもの、所持アイテム2を表しているのが、この心を固く閉ざしている国民と解釈できると思います。



アイテムその3
エオロー(正)
エオローは大鹿(=ヘラジカ)を表す文字です。ヘラジカは群れを作って行動するとよく書かれていますが、実際の生態は、常に群れで行動しているわけではないようです。夏は個体かせいぜい数頭くらいで行動するので群れと呼べるほどの規模ではないようです。ただ、冬になると寒さや敵から身を守るために大きな群れを作って行動するのですが、その行動方法が興味深いのです。

エオローの意味で説明しているように、ヘラジカの群れにはリーダーが存在しません。リーダーがいなくても集団としてまとまりのある行動がとれる集団のことを「自己組織化」が発達した集団といいます。
ヘラジカはこの自己組織化が高度に発達した群れを形成するのだそうです。

ルーン占いでエオローは仲間や守りという意味で解釈されることが多いのですが、エオローに含まれる深い意味を紐解いていくと、単に「仲間同士で助け合う」という甘っちょろい意味ではないことが分かります。
仲間同士で助け合うことを甘っちょろいと表現したことに抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、仲間同士で助け合うことが悪いことだと言っているのではありません。

集団というのは、最初は似た者同士や同じようなレベルの人達の構成されます。
それがだんだん人数が増えていくにつれ、性質の異なる人、能力が極端に劣る人、逆に能力が極端に高い人・・・など、さまざまな要素を持つ人達の集団になるのです。集団が大きくなるのに伴い、意見の食い違いや上下関係(階層)が生まれます。そして、争いや分裂が起きるようになった集団は崩壊してしまうのです。

これに対し、自己組織化が発達した集団というのは、階層による秩序ではなく、集団を構成する一人一人が自発的に行動して集団としての秩序を作りだすことができるのです。

だから、エオローの持つ意味は「困った時の助け合いだけではない」ということが言いたいのです。

今回のアメリカ大統領選にとって、興味深いルーンが出たと言わざるを得ません。
トランプ氏が次期大統領になることで、もしかすると、今まで政治に無関心だった人々も政治に深い関心を持つようになるのかもしれません。政治に関心を持つことで、「自分はアメリカ国民なのだ」という自覚が今まで以上に芽生えるだろうし、「アメリカをより良くするにはどうしたらよいのか?」を考えて行動するようになるのかもしれません。

今までは、いわゆる会社でいうところのトップダウン方式の国であり、「リーダー」が国民を動かそうとしていたのです。
しかし、あまりにもアメリカという国は肥大化し、複雑な階層、複雑な構造を持つようになったのではないでしょうか。
それに対し、自己組織化が発達した集団というのはボトムダウン方式と言えます。複雑な階層、構造を持ちません。ある意味フラットなのです。

トランプ氏のアイテムその3は、アメリカ国民が持つ「自己組織化」への可能性ではないかと思います。
自己組織化への可能性と言っても、今後アメリカは大統領を必要としなくなるという意味ではなくて、国民一人一人の意識が今後長い時間をかけて変化し「アメリカ」という国が再編されるような気がします。
トランプ氏が次期大統領に当選したということは、そのきっかけの一つになると、そういうことなのかもしれません。

長い道のりです。
日本も少なからず影響は受けるのでしょうね・・・。

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