ルーン文字~ラーグの意味

ラーグ(ラグズ)lagu(laguz)

【文字の意味】水
【英字】L
【ラーグのキーワード】潜在意識、直感、浄化、癒し、イマジネーション、情感、共感

水はあらゆる象徴の中でも特別な存在を占めています。
世界中にある神話の多くで、水は世界創造と関わりを持ち、生命の源となっています。
また、不思議な力を得る場所としての泉、死の世界へ旅立つ時に渡る川、人間が思い上がった罰として神が浄化目的で引き起こす洪水神話など、世界各地で水をモチーフとした共通の話が言い伝えられています。

これらに共通しているのは、水には神の力が宿っているという考えです。水の持つ意味のうち潜在意識・直感というのは、この「神なる水」との関わりが深そうです。

井戸端会議という言葉にもあるように、水がある場所は社交場になりました。井戸・洗濯場・浴場・酒場など。水がある場所には人が集まることから、水にはコミュニケーションという意味があります。
水に赤いインクを1滴垂らすと水が赤く染まるように、水には染まりやすいという性質も持っています。これは共感という言葉で表現できるでしょう。

水はまた、情感も表します。水面が波立つと、水面に映し出された姿がゆらゆらと揺れ、変化することから、人間の心の変化にも例えられます。

水が持つ象徴的な意味をいろいろと書きましたが、それは水が持つ意味の奥深さを説明したかったからです。まだまだ書きたいことがあるのですが、この続きはまた別の機会に譲ることにしましょう。

水には海の水、川の水、泉の水、井戸の水など種類がありますが、ラーグが意味している水は、おそらく泉の水に近いものだろうと思われます。
というのも、北欧神話に登場する重要な「水」は泉として登場するからです。
北欧神話に登場する世界樹ユグドラシルの3本に分かれた根の根元には、フヴェルゲルミルの泉、ミーミルの泉、ウルズの泉という3つの泉があります。

しかし、ラーグの意味がこれらの泉に由来しているということではなく、泉が持つ根源的な意味である「不思議な力を得る」という部分に、まず比重をおきます。

仕事内容やクリエイティブな相談でラーグが出たら、直感・閃き・想像力に関係していると考えてみてください。いいアイデアを思いつき、素晴らしい仕事ができるかもしれません。
仕事であっても人間関係の相談なら、水のもう一つの意味であるコミュニケーションに問題解決の鍵があるのかもしれません。
この場合のコミュニケーションは、言葉の行き違いというよりは、感情の共有ができているかどうか、です。

ラーグが出たら、こんなふうに問いかけてみてください。
  • 想像力を働かせることができていますか?
  • それを実現させるためのイメージトレーニングはできていますか?
  • ネガティブなイメージを持っていませんか?
  • 他の人の考えに染まっていませんか?
  • あなたとその人の間で感情の共有ができていますか?
  • 心が揺れ動き、安定していないのではありませんか?

参考記事:
ラーグの持つ聖と俗


水には浄化作用もあります。
浄化の意味でラーグが出ることは少ないのですが、稀に「嫌な出来事をきれいさっぱり忘れて出直す」という解釈ができることもありました。
まさに「水に流す」ということなのでしょうね。


水はまさに「万物の母」。全てを生み出す根源です。

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