ルーン文字~ヤラの意味

ヤラ(ジェラ)jara(jera)

【文字の意味】収穫、一年
【英字】J
【ヤラのキーワード】努力の結果、成功、結果を出す、努力を形にする

ヤラはフェオと同様、努力が実って成果を手にすることを表しています。
フェと大きく違うのは、ヤラには決まったサイクルの中で行う必要性があることです。
春に種を蒔き、秋に収穫する。
春に始まった農作業の締めくくりとして、秋に収穫というイベントがやってきます。

ヤラという文字はルーン24文字の中の12番目に位置しています。
ルーンの順番と数字の意味を関連させて読むことはあまりしていないのですが(関連性が見いだせないものもあるため)、このヤラだけは特別です。
「12」という数は一つのサイクルの終わりを表しています。
誰にでも分かりやすいのは1年が12ヶ月あることでしょう。
12月が終わると次の1月から新しい年が始まります。

「12」は、物事が始まって終わるサイクルに登場することが多い数です。
西洋音楽では半音含めて1オクターブは12種類の音で構成されます(最後の音は最初の音の1オクターブ上で同じ音)。義務教育は小中高合わせて12年の国が多いです。
また、占星術はホロスコープを12個のサイン、12個のハウスに分けて運勢をみます。

話が少し逸れてしまいましたが、ヤラはそんなふうに、一つのサイクルの中で物事を始めて終わらせる、というイメージをしてみるといいかもしれません。

ヤラが出た時は、努力が実って結果が出るとか、今取り組んでいることが一つのサイクルを終える、ということを表しています。
収獲するということは努力を形にするということでもあります。
コンテストに参加して実力に見合った評価をもらうとか、資格試験を受けて資格を取得するといことも含まれるでしょう。
ヤラに正逆はありませんが、それは必ず努力が実るということではありません。
努力が足りなければそれなりの結果に終わるでしょう。

ヤラが出たら、こんなふうに問いかけてみてください。
  • どんな成果が期待できますか?
  • 努力に見合う成果は得られましたか?
  • 自分の頑張りをどんな形で確認しようと思っていますか?
  • 一つのサイクルが終わろうとしていますが、その実感はありますか?

「12」はあくまでもサイクルを表す象徴的な数字です。
1年(12カ月)で結果を出せ、ということではありません。
何でも10年、20年頑張れば必ず実現できるわけではなく、物事にはある程度決まったサイクルが与えられているということです。

そのサイクルは何を行うかによって異なりますし、同じ事に取り組む場合であっても、その人によって違いがあるでしょう。
これはもう生まれた人生の設計書とか運命のようなものです。
いくら頑張ってもそれ以上の成果はもう得られない、つまり現在の状態が成果であるという場合、ヤラが出たりするのですね。その場合は「次の道へ進みなさい」ということをヤラが暗示しているわけです。

今まで努力してきたことは何等かの形でその人自身の糧となり、次に何かを始める時の種となるでしょう。一見無関係の事柄が見えない部分で繋がり関連性を持つことで、人を好きになったり、何かに取り組んだり、どこかへ行ったり……と、さまざまなきっかけをもたらしてくれるのです。
思うような成果が得られなくても、ヤラが出た時は、新たな可能性の種を手にしてスタートラインに立ったと思えばいいのです。




「春植えざれば秋実らず」。豊作かどうかは分かりませんが、種を蒔けば必ず収穫の時期が訪れます。

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