ルーン文字~イングの意味

イング(イングズ)ing(inguz)

【文字の意味】豊穣神イング(フレイ)
【英字】ing
【イングのキーワード】豊穣、繁栄、豊かさ、完成、到達、フィナーレ、美、魅力、創造的エネルギー、生殖力、妊娠

イングは平和と豊穣の男神フレイの本来の名称。フレイはもともと豊穣をつかさどるヴァン神族の出身であり、非常に美しい容姿をしていたとされています。
豊穣神というとフリギアのキュベレーやギリシア神話のデーメテールに代表されるような女神のイメージが強いのですが、ローマ神話の戦いと農耕(豊穣)の神マルスのように男性の神様もいるのですね。他にメソポタミアのニヌルタなどもそうです。

一般的に豊穣神というのは「生み出す」「多産」というイメージから性的象徴と結びつけられることが多く、フレイの場合も「豊穣=生殖力」と解釈されることがあります。
しかし、豊穣神につきものの性的エネルギーに満ちたイメージは、どちらかといえばフレイの妹である愛の女神フレイヤの方がふさわしいかもしれません。彼女は豊穣や戦いの神でもありました。

フレイは、豊かにするエネルギーを持った神と考えた方が、分かりやすいかもしれません。
(イングの文字は、ヤラの文字のそれぞれ端っこをつなぎ合わせたような形をしています。そこから性的結合の意味をくみ取ることもできますが)。

イングが出た場合、豊かさの極致にいるとか、豊かさを作り出すエネルギーに満ちた状態だと言えるでしょう。ウルの本能的エネルギーやシゲルの活動エネルギーが昇華された、創造的エネルギーです。この創造的エネルギーが性的エネルギーとして表れると、妊娠と結びつくかもしれませんし、アーティストであれば傑作を生みだす可能性もあるわけです。

イングが出たら、こんなふうに問いかけてみてください。
  • あなたの内部に存在する強いエネルギーを実感できますか?
  • 創造的エネルギーを活かせる場はありますか?
  • 物事が完成を迎えます。次のステージへ向かう心の準備はできていますか?

エネルギーに満ちた豊かな状態は美しさにもつながります。
例えば、黄金色に輝く穂を実らせた小麦、芳醇な香りを放つ熟した果実など、豊かさの極致に達した物はとても美しいです。


満開の花はやがて散りゆく運命にあります……。

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