ルーン文字~ハガルの意味

ハガル(ハガラズ)hagall/hagalaz

【文字の意味】雹(ひょう)
【英字】H
【ハガルのキーワード】自然の猛威、避けられない事態、予想外のアクシデント、破壊、損害、災難

ヨーロッパでは昔から雹が頻繁に降り、農作物に深刻な被害をもたらしてきました。
ひどい時はゴルフボール大の氷の粒がバラバラと降り注ぎ、草木をなぎ倒し、地面が真っ白に覆われ、街は壊滅的な打撃を受けます。
自然は太陽の光や水を与えてくれるだけではないのですね。
時には大きな牙をむいて人間に襲いかかってきます。

ハガルが出た時は心にブリザードが吹き荒れている状態です。
八方塞がり。
四面楚歌。
万事休す。
立ち往生。
五里霧中。
人生山あれば谷あり。

ドーンと落ち込む言葉ばかり書きましたが、このような言葉が残されているということは、どうにもならない状態というのは誰しも経験するものだということです。

ハガルは「避けられない事態」という意味なので、正位置・逆位置の区別はありません。
私もハガルに関しては無理やりポジティブな面を探し出して、良い方向へ解釈しようとはしません。
自分の思い通りにならないことがあるのを知ることは謙虚さにもつながりますし、用途に適さなくなった物や通用しなくなった考えを捨て去り、新たなスタートのきっかけにできると思いますが、それは結果論として割り切って考えた方がいいと思います。

ハガルが意味しているのは目の前の現実を受け入れることの重要性です。
「自分の思い通りにならないことがある」という現実。諦念。
厳しい現実を受け入れることによって、被害を最小限に食い止めることができるでしょう。

ハガルが出たら、こんなふうに問いかけてみてください。
  • 困難な状態をどう感じていますか?状態が悪くなった原因は何でしょうか?
  • 過去にも同じようなことがありましたか?(対策がたてられるかも)
  • (既にダメージを受けている場合)どうすれば立ち直れると思いますか?

ハガルは精神的ダメージもそれなりに受けます。
しかし、辛い時期が過ぎ去ればやがて立ち直る勇気が湧いてくるでしょう。
ハガルが出ている時は、じたばたしても問題を解決することはできません。どんなに努力しても解決できないことがあると認めることこそ、ハガルの意味することだからです。
自分を奮い立たせるのは大変なことですが、現実をしっかり受け止めることができれば、前向きな気持ちが少しずつ湧いてくるように思います。


ヨーロッパの雹は日本の台風みたいなもの。それにしても大きいですね。

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