ルーン文字~ベオークの意味

ベオーク(ベルカナ)beorc(berkana)

【文字の意味】カバノキ(カバ、樺)
【英字】B
【ベオークのキーワード】新しい始まり、母性、見返りを求めない愛情、育むこと、成長

カバノキは年が明けて最初に芽を出すことから、古代ヨーロッパでは再生や復活の象徴とされてきました。また、氷河時代が終わった後、最初に自生したと言われていることから「Mother tree(母なる木)」と呼ばれていました。
シラカバの樹液は民間療法として使われていたことから、「森の看護婦」という呼び名もあります。ベオークの母性という意味は、どうやらこのへんにありそうですね。
北欧神話では、オーディンの妻フリッグの聖樹とも言われています。
フリッグは愛と豊穣をつかさどる女神で光の神バルドルの母です。

ベオークは、新しいモノを生み、時間をかけて育てる意味がありますが、これはカバノキという樹木の性質と深い関係があるのです。

カバノキは、山火事や河川の氾濫、森林破壊などで裸地になった場所に最初に生えてくる先駆種です。カバノキは春になると真っ先に葉を茂らせ、そして秋には葉を落とすことで土壌を豊かにし、他の樹木が育つ環境を整えてくれるそうです。
そんなカバノキの寿命は短く、数十年しかありません。
荒れた土地にいち早く根付き、他の樹木のために土壌を豊かにした後、「もう私の役目は終わり」と言わんばかりに、その短い一生を終えるわけです。
2,000年ほどの樹齢を持つイチイと比べると、いかに短命であることか。

ベオークが出た場合、恋愛でも仕事その他の事柄であっても、ゆっくり進展することを意味しています。急激な変化は望めないと思っていた方がいいでしょう。
ベオークが表す成長は下地作りのようなものだからです。
また、またベオークが表す母性は、ベタベタ面倒を見るというよりは、子供の成長を見守る母の眼差しのようなものです。子供の成長を心から願い、そのために自分を犠牲にすることがあってもそれを犠牲と思わない。
とても大きくて深い母の愛と言えるでしょうか。

ベオークがネガティブに働いた場合は、新しく始めたことがうまく進まないとか、急ぎ過ぎて失敗するという形で表れるでしょう。また、未熟さが原因で相手と衝突したり、余計なお節介を焼いてしまうことがあるかもしれません。

ベオークが出たら、こんなふうに問いかけてみてください。
  • 新しく始めた事柄がある場合、長い時間をかけて育てることができますか?
  • 長い目で成長を見守ることができますか?
  • それを解決するには時間がかかります。解決を急ぎ過ぎてはいませんか?

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